誰それが何を書いたか解らなくなっても、変数名だとか関数名だとかがぐちゃぐちゃにならない様に教えてくれるたぶんすごーく便利なものなのだ。たーのしー!
サーバレンタルサービス、さくらインターネットのスタンダードプランへZBar bar code readerをダウンロードして、展開して、コンパイルして、インストールする。
検索しても該当する情報がないのでメモ。
# ホームディレクトリにソースを保存するディレクトリを無ければ作成し移動 % mkdir -p $HOME/local/src % cd $HOME/local/src ## ファイルはftpでアップロードしてもOK # ファイルのダウンロードとインストール % wget https://jaist.dl.sourceforge.net/project/zbar/zbar/0.10/zbar-0.10.tar.bz2 % tar -jxvf zbar-0.10.tar.bz2 % cd zbar-0.10 # 以下のみだとビルド時にエラーが出るので設定項目を確認すること % ./configure --prefix=$HOME/local # ヘルプを確認 % ./configure -h # 構成に応じて設定 % ./configure --prefix=$HOME/local CPPFLAGS=-I/usr/local/include --with-libiconv-prefix=/usr/local --disable-video --without-gtk --without-qt % make % make install
想定されるエラー内容
設定時
- configure: error: test for video support failed!
- videoまわりが無い。「--disable-video」のオプションを付けてvideo対応を外す。
- GTK... configure: error: Package requirements (gtk+-2.0 gthread-2.0)
- gtkまわりが無い。「--without-gtk」を付けてgtk対応を外す。
- QT... configure: error: Package requirements (QtCore >= 4 QtGui >= 4)
- QTまわりが無い。「--without-qt」を付けてQT対応を外す。
その他、使わないパッケージは色々と外しておいても良い。
ビルド時
- iconv.h: No such file or directory(iconv.hが見つかりません。)
- Cのヘッダファイルが置いてあるディレクトリがデフォルトと異なる。ディレクトリを指定(今回の場合は:CPPFLAGS=-I/usr/local/include)して./configure。
- libzbar.so: undefined reference to `libiconv'(libiconvが見つかりません。)
- libiconvが置いてある/include or /libが入っているディレクトリを指定(今回の場合は:--with-libiconv-prefix=/usr/local)して./configure。もしくは--without-libiconv-prefixを指定してlibiconvを使わないようにして、./configure。
ビルド(make)後に、設定を再変更(./configure)したらきちんとmake cleanを実行してからビルドする。何故か上手くいかない、インストール先指定のprefixが効かないとか言う場合は一旦全部削除して、ソースファイルの解凍から再度行う。
上手くいけば$HOME/local/bin/zbarimgなどが出来ている。
後で書き直・・・さないかもしれない。
初期状態(多分)
- /.spamassassin
- /.ssh
- /db
- /MailBox
- /sakura_pocket
- /sblo_files
- /www
- /.cshrc
- /.login
- /.login_conf
- /.profile
- /.shrc
太字は弄らない。赤字は任意で編集・削除可能、青字は削除不可。自己責任で。
公式からのメモ
コンソール上 | |
---|---|
$HOME | ホームディレクトリ(/home/アカウント名/) |
$PATH | /home/アカウント名/bin/、etc |
ユーザディレクトリ | |
/home/アカウント名/ | ホームディレクトリ コンソール上で「$HOME」 |
/home/アカウント名/www/ | ウェブ公開ディレクトリ (ドキュメントルート) |
/home/アカウント名/MailBox/ | メール関連ディレクトリ |
/home/アカウント名/log/ | アクセスログ保存ディレクトリ |
/home/アカウント名/sblo_files/ | さくらのブログ画像保存ディレクトリ |
ユーザディレクトリ直下のファイル | |
.cshrc .login |
SSH ログインを行った際に(標準シェルが)利用するファイル 利用者の利便性を高めるための設定項目が記述されています 必要に応じて書き換えたり、不要であれば削除しても問題はありません |
.login_conf | サーバ OS 上におけるユーザアカウントの詳細情報を記述するための設定ファイル 必要に応じて書き換えたり、不要であれば削除しても問題はありません |
.profile .shrc |
SSH ログインを行った際に(一部シェルが)利用するファイル。 利用者の利便性を高めるための設定項目が記述されていますが、標準シェルである csh では使われません 必要に応じて書き換えたり、不要であれば削除しても問題はありません |
.php.version .my.version |
PHP のバージョン選択機能に関する設定ファイル。初期では存在しない。 |
ユーザディレクトリ直下のディレクトリ | |
.spamassassin | 迷惑メールフィルタの学習データなどを保存するためのディレクトリ |
.ssh | SSH に関する情報を保存するためのディレクトリ |
MailBox | メールアカウントの設定情報や、メールデータが保存される |
ports db |
クイックインストール機能に関するインストーラや管理情報。初期では存在しない。自動生成される。 |
sakura_pocket | 「さくらぽけっと」で使用。スタンダードプラン以上。 |
sblo_files | 「さくらのブログ」にアップロードした画像などが格納されるディレクトリ。仕様で削除できない。 |
www | ウェブページの公開コンテンツを保存するディレクトリ(※) ※ 設定によりアクセスを制限することも可能です。 |
詳しくは公式サポートを確認すること
公式サポート情報
ダウンロード・インストール
# ダウンロードする % curl -sS https://getcomposer.org/installer | php ## 別のダウンロード方法 # % php -r "readfile('https://getcomposer.org/installer');" | php # 任意の場所(ホームディレクトリ/local/bin/composer)にリネームして移動 mv composer.phar $HOME/local/bin/composer # 動作確認 $HOME/local/bin/composer # ______ # / ____/___ ____ ___ ____ ____ ________ _____ # / / / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/ # / /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__ ) __/ / # \____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/ # /_/ # Composer version 1.3.2 20XX-XX-XX XX:XX:XX
必要なパッケージをインストール
ここではphp-pdfimagesの依存ファイルをインストールする
# php-pdfimages内のcomposer.jsonを以下へ記述 % $HOME/local/bin/composer.json # インストール % $HOME/local/bin/composer install # Writing lock file # Generating autoload files
サーバレンタルサービス、さくらインターネットのスタンダードプランへXPDFの派生であるpoploerをインストールして、pdfimagesを使えるようにする。サーバへファイルをダウンロードして、展開して、コンパイルして、インストールする。
# ホームディレクトリにソースを保存するディレクトリを作成 % mkdir -p $HOME/local/src % cd $HOME/local/src ## ファイルはftpでアップロードしてもOK。 # popplerのインストール。 % wget https://poppler.freedesktop.org/poppler-0.51.0.tar.xz % tar -xvzf poppler-0.51.0.tar.xz % cd poppler-0.51.0 % ./configure -prefix=$HOME/local % make % make install # poppler-dataのインストール。 % cd ../ % wget https://poppler.freedesktop.org/poppler-data-0.4.7.tar.gz % tar -xvzf poppler-data-0.4.7.tar.gz % cd poppler-data-0.4.7 % make install datadir=$HOME/local/share # 動作確認 % $HOME/local/bin/pdfimages # pdfimages version 0.51.0
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